子犬のときの噛み癖はまだ可愛い仕草ですが、小さいうちからしつけをしておかないと成犬になってから”大きな事故や怪我に繋がってしまう”可能性があるんです。
ですが、犬自身も無意味に噛んでいるというわけではありません。
その意味を理解することがしつけの第一歩になり、トラブルを減らすことに繋がります。
そこでこの記事では、愛犬が噛む理由や噛み癖改善のためのおもちゃや便利グッズをご紹介します。
なぜ噛むのか?

犬の噛み癖には理由があります。
その原因は主に5つ。
以下で詳しくご紹介します。
本能的な欲求
まず、犬は自分の身を守る時に反射的に人を噛んでしまう場合があるのです。
皆さんは、寝ている犬を急に触ったり犬が遊んでいるおもちゃを盗もうとしたりしたことはありませんか?
ご自身の愛犬が可愛いあまりしてしまう行動だという事はわかるのですが、その行動が犬を怖がらせ本能的に”噛むという行動”をさせてしまっているのかもしれません。
口の中に何か違和感を感じている
まだ歯が完全に生え変わっていない子犬の場合は、乳歯の生え始めや永久歯の生え変わりのタイミングで口の中に違和感を感じます。
「子犬に甘噛みされた」という経験がある方は多いと思います。
その甘噛みは、口内のむずむずを解消しようとして、近くの飼い主や物に噛みついてしまうことがあるようです。
ストレスや不安・恐怖を感じている
犬は強いストレスや恐怖、不安を感じた場合に咄嗟に噛んでしまうことがあるのです。
人間と同じで、犬もストレスを感じがたまりすぎると体調を崩し、異常な行動を取ることがあります。
人間もストレスが溜まると貧乏ゆすりをしたり爪を噛んだりしますよね、犬の”爪を噛む行動”はそれと同じ感じです。
例えば以下のような事が起こると、犬は多大なストレスを感じてしまいます。
愛犬にストレスが掛からないように、最大限愛情を注いであげましょう。
甘えや興奮などの感情的要因
飼い主に甘えてじゃれている、遊びで興奮している際にも、噛んでしまうことがあるようです。
特に好奇心旺盛で遊び盛りの子犬に多く見られるとのこと。
子犬なので、本能的な部分が大きく基本問題はありませんが、放っておくと興奮しすぎてコントロールの仕方を間違え、トラブルになってしまうこともあるのでしつけは怠らないようにしましょう。
しつけが不十分
犬が人や物に噛みつくのは本能的な部分が大きいため、完全にしつけて治すのはかなり難しいでしょう。
驚いたときや恐怖を感じた時の咄嗟の行動は仕方がないですもんね。
しかし、必要以上に噛まないようにしっかりしつけることは大事です。
子犬が噛んでしまうのはまだしも、成犬が必要以上に噛みついたりする場合は、しつけが足りていなのかもしれません。
噛み癖改善のための便利グッズやおもちゃ

犬の噛み癖を改善するためには、言葉だけのしつけでは厳しいです。
そんな時は噛み癖改善に効果的な便利グッズを使用してみてはいかがでしょうか?
役立つ便利グッズをご紹介するのでしつけに役立てて下さいね。
犬用の噛むおもちゃ
犬の中には、寂しさやストレスが原因でソファなどの家具や家電を噛んでしまう子もいます。
お仕事が多忙で家でペットが1人にしてしまう時間が多く、寂しい思いをさせてしまうという方におすすめなのが、犬用おもちゃです。
おもちゃの中でも、形状・サイズなどの安全性に配慮されたものを選ぶのがおすすめです。
子犬・成犬でおすすめのおもちゃは違うので以下でご紹介します。
子犬・小型犬・老犬におすすめのおもちゃ
噛む力の弱い子犬・小型犬・老犬には、以下のような柔らかい素材のおもちゃがおすすめです。
音が鳴るおもちゃもペットの飽き防止におすすめですよ!
飽きずに使える中型犬・大型犬のおもちゃならこれ!
噛む力が強い中型犬・大型犬におすすめなのが耐久力が高く壊れにくい以下のようなおもちゃです。
気に入ったおもちゃができたら家具や飼い主への噛み癖も軽減されると思いますので、ぜひ試してみて下さいね。
どうしても治らないひどい噛み癖の子に
どうしても噛み癖がひどい子には以下のようなしつけグッズを検討するのも手です。
少し可哀そうにも見えますが、どうしても酷い子には噛めない状況を作ってあげるというのも必要です。
器具を外して噛み癖が減っていったらおもちゃなどにシフトしていきましょう。
しつけにおいて、しっかり褒めてあげることは非常に大事です。
ですので、噛み癖が治まる兆候が見られましたらしっかりと褒めて、良いことなんだと思わせてあげましょう。
まとめ
今回の記事では、
について詳しくご紹介しました。
寂しい思いからつい噛んでしまう子には、楽しく寂しさを紛らわせるようなおもちゃを。
どうしても噛み癖がひどい子には、しつけグッズを試し、徐々におもちゃに移行していく形を取って、褒めることをしっかり意識してあげて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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